のりおOT化計画

OT(作業療法士)を目指す学生のブログです。勉強したことや、疑問に思うことざっくばらんに書いていきます。

臨床実習はOTSの鬼門!? のりお、ついに実習へ

お久しぶりです!のりおです。

長い間このブログを放置していましたが、久しぶりに更新したくなってパソコンをカタカタやっております。

「動画も更新せずに貴様は何をやっていたんだ!!」という声も聞こえてきそうな気もするので一応近況報告から。(ほんと、動画更新遅くて申し訳ないです・・・)

12月の下旬に医歯薬という会社の作業療法士国家試験模試」があったので12月はその勉強をひたすらしてました。結果は280点満点中の197点。7割!!国家試験の合格ラインが6割以上だから、一応合格ライン。専門科目が入った模試は初めてでクソ難しかったですが、初めてにしてはまぁまぁよくできたと思います!エヘッ(気持ち悪い)国試までまだ一年あるのでこのまま頑張りたいですね。

そして、今月(1月)の初めには学校の定期テストがありました。今回が最後の定期テストです。こちらもそこそこ頑張ってたので、ありがたいことに結果は良かったです。

そんなわけで12月、1月始めは模試やらテストの勉強をしていました。

 

 

「へー」

「じゃあ、のりお君今何してるの・・・?」と言われれば、

 

 

僕は今アレの準備をしています。

 

「アレ・・・?」

 

「アレって何よ?」

 

そう、アレとは・・・

 

 

「実習」です。

僕は今実習の準備をしています。

具体的には・・・ROM(関節可動域)測定とか、MMT(徒手筋力テスト)の練習とか、ブルンストロームステージを覚えたり、病気のことについて調べたり・・・。

 

ついに始まってしまうんですよ!臨床実習がッ!!!

作業療法士になるための鬼門・・・臨床実習がッ!!!!!!!!!

 

 

 

説明しよう!「臨床実習」とは、作業療法士を志望する学生が学校を離れて病院や施設へ行き、実際に作業療法士の仕事を見学・体験しながら勉強していく期間(場)である。

 その期間は学校によって異なるだろうが、のりおの通う学校の場合は「臨床実習Ⅰ」の場合は3週間、「臨床実習Ⅱ」の場合は8週間となっている。この間は学校へ通わず、病院、施設へ通い続け、実習担当者(「バイザー」や「CE」と呼ばれる)の先生にご指導を仰ぎながら現場で学んでいくことになる。いわゆる「インターンシップ」みたいなものである。ちなみに、学校の単位なのでOTになりたければ絶対に行かなければならない。

 

 

 

 

そう・・・これ、この臨床実習こそがOTS作業療法士の学生)にとって鬼門なのでございます。

 

え、何が鬼門かって?

 

僕なりに臨床実習の鬼門ポイントを3つにまとめてみましたよ!

僕もまだ行ったことがないけど、先輩からの情報とか、ネットで調べたことを参考に勝手に想像して書いてます!笑 見当違いだったらごめんなさい。

 

・鬼門ポイント1「基本的に、一人で立ち向かわなければいけない」

臨床実習は自分1人だけで行きます。配置次第ではクラスメイトと2人で一緒の病院に行くという場合もありますが、基本的には1人で行くことになると思います。1人です(強調)

学校には先生もいますし、頼れる友人もいます。わからないことがあれば先生は優しく教えてくれますし、友人も助けてくれます。・・・だけど、実習先にはいつもの優しい先生も、友達もいません。

バイザーの先生はいますが、バイザーの先生も日々の業務で忙しく、患者様も担当しているわけですから、自分たちの指導に時間を割いて、学校の先生のようにわからないことは1から10まで教えてくれるということはないと思います。

わからないことは自分で調べ、本当にわからないところだけを聞いたり、検査のやり方がわからなければしっかり事前に練習しておくなど、バイザーの先生におんぶに抱っこしてもらうという受け身な姿勢ではなく、「自分から能動的に学んでいく」姿勢が実習では求められると思います。

 

・鬼門ポイント2「実習中の課題」

実習中には課題があり、これが結構鬼です。学校や実習先によって課題の量は変わるとは思いますが、僕の学校では大きく2つの課題が出ているのでそれを紹介します。

1つ目は「デイリーノート」と呼ばれる課題があり、これを毎日勤務が終わってから書く必要があります。デイリーノートの内容は、今日学んだこと、わからなかったこと、前日に決めた目標が達成できたかかの反省、次の日の目標の設定など・・・。これを記入して次の日にバイザーの先生に提出します。

もう1つの課題は「ケースノート」と呼ばれるもので、実習中に関わらせていただいた患者様の情報をメインに記録する課題です。内容としては、患者様の様子や訴え、検査を行ったのであれば検査結果やそれに対する考察、ICFに基づいた目標設定・・・など、これもほぼ毎日記録する必要があります。

また、その他実習中にわからないところは、自分で教科書やらいろんな文献を使って調べると思いますが、調べたことをまとめて保管する「ポートフォリオ」というファイルを作るという課題も出ています。

 

こんな感じで結構課題が多いのでございます。

ですが、これでも従来の実習に比べれば楽になった方らしいです。今のPT、OTの実習形式は「CCS形式」の実習となっていて(わからない方は「CCS 実習」でググってみてください)、実習中にレポートを何枚も書かなければいけないということは無くなってきたようですが、従来の実習だと実習中に100枚ぐらいレポートを書かないといけなかったとか・・・。ヒエ〜〜。

 

・鬼門ポイント3「実習の後の症例発表」

実習期間が終わったからといって実習が終わったわけではありません。実習期間が終了し、学校に戻ると、「症例報告会」というものが待っています。症例発表会とは、実習中に、どんな患者様を担当させていただいたのか、どんな検査を行ってその結果をどう考えるのか、どんなプログラムを立てたのかなど、実習で自分が学んだことを7分間で発表する場です。発表は、自分以外のクラスメイト全員と、OTの先生全員が聞きにきます。発表の後には質疑応答があり、ガバガバな発表をしようものなら、質問攻めにあい袋叩きにされます(笑)何回か先輩の症例発表会を覗かせてもらったことがありますが、なんとも言えない緊張感の漂う雰囲気でした。ヒエ〜〜。

ただ発表すればいいというものでもなく、発表時にはレジュメやスライドを作っておく必要があるため、実習が終わって学校に戻って1週間ぐらいはこの発表の準備でみんな忙しくなります。症例発表も、実習の成績に含まれます。

症例発表が終わるまでは実習」・・・ようは、「家に帰るまでが遠足」みたいなものです(違うか笑)

 

 

こんな感じで、OTの臨床実習は意外と大変なのです!!

初めての臨床実習ということで、のりおもかなり緊張しておりますが、担当してもらう患者様やバイザーの先生に迷惑をかけないようにしっかり準備して臨みたいと思います!

 

 

無事のりおは生還できるのだろうか・・・?